ホンダ CR80 シリンダー周り点検

posted in: 修理, ブログ | 0

不動車のCR80の修理です。
エンジンがかからないので、キャブレターを外して掃除します。が、
しばらく放置されていたようなので、シリンダー部も確認しておきます。

シート、カウル、チャンバー、ラジエーターホースを取り外します。
キャブレターも外し、プラグコードも外します。

あとはシリンダーを固定している4本のナットを外します。

固着していてなかなかシリンダーが外れません。。。
色々とやってみましたが、やはり固着していて外れません。


半ば諦めてシリンダーヘッドから覗いてみる事に。

シリンダーヘッドを固定しているナット4個を外し、
シリンダーヘッドを外してみると。。。

こちらは意外とすんなり外れました。
が。。。シリンダー内部に錆び?のような物が見えます。。。

やはりシリンダーを外す必要がありますね。。。

色々な工具とテコの原理を使ってじわじわ外していきます。

外れました。
シリンダー内部は全て錆び?のようなゴム質な物が付いていました。

ピストン側です。
クランク部分にもびっしりと茶色いゴム質の物が。。。
しかもCR80はピストンリングが1重なんですね。

この茶色い物質を掃除していきます。
エンジンオイルと水が混ざってしまってるのでしょうか。。。
でもラジエーターの中には水がちゃんと規定量入っていたし。。。
などと考えながら掃除を進めます。

なんとかここまで。。。掃除しました。
エンジンオイルも抜いて確認してみます。

オイルドレンはここですね。

凄い色のエンジンオイルが出て来ました。
水が混じってるような、でもちょっと色が違うような。。。

エンジンオイルを抜いている間も、ピストン周り、シリンダーを掃除します。

だいぶ綺麗になりました。
シリンダーにも傷は無く綺麗なものでした。
シリンダーとシリンダーヘッドをエンジンに組み付けます。

次は。。。キャブレターです。
シリンダー周りがこんな状況なので、キャブレターの中も怖いですね。。。

コメントを残す