スズキ SW1 レギュレーター交換

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前回シガーソケット電源の引き直しをして、様子を見て貰っていましたSW1。

 

やはりバッテリーが弱いとの事で再入庫です。

 

 

今回はオーナーから交換用のレギュレーターを預かりました。

よってレギュレーターの交換をしてみます!

 

カウルを外して行きます。

 

まずはフロントシートを上げて、リアシートを固定しているボルトを外します。

ボルト2本で固定されています。

 

 

ボルトを外し、前にズラす感じでシートが外れます。

 

 

次に横のカウルを外して行きます。

 

カウルを固定しているボルトを外して行きます。

 

 

次にタンデム用のステップを外します。

写真を取り忘れましたが。。。ステップを固定しているボルトを外すだけでした。

 

ステップバーを外すと、下側にカウル固定のボルトがあるので、外します。

 

 

あとは前側の固定を外します。

 

 

カバーを外せば固定ボルトが見えます。

 

 

あと、タンク(小物入れ)の下にも固定ボルトがあるので外します。

 

そうすればサイドのカウルが外れます。

リアウィンカー配線が2本あるので、カプラーを外してからカウルを外します。

 

 

 

さてレギュレーターを交換。。。と思いましたが見当たりません。

 

色々と探していると。。。

 

 

タンク(小物入れ)の前側に発見しました。

 

サイドカウルを外さなくても良かったのでは。。。と思ったのは内緒です。

 

気を取り直してタンク(小物入れ)を外します。

 

 

タンク(小物入れ)の内張りを取ってボルトを外して行きます。

外側からも2本固定されているのでボルトを外します。

 

 

これでレギュレーターが完全に出ました。

あとはボルトを外して。。。交換できるはずなのですが。。。

ボルトが固すぎて緩みません。

しかも2本固定のうち、1本が少しナメ気味です。

 

緩める為に色々とやるにはスペースが狭いので。。。

 

結局前側のサイドカウルも外しました。

 

 

これで心置きなく。。。

ボルトを緩め、レギュレーターを取り外します。

 

 

逆の手順でレギュレーターを取り付けます。

取り付けたら、エンジン始動してテスターで電圧計測。

 

 

レギュレーターからは13.67V出ています。

 

ジェネレーターからの電圧も計測してみました。

こちらも問題ありません。しっかり発電されていました。

 

 

シガー電源は必要無いので、取り外してください。との事でしたので、

ここまでバラしたついでにシガー電源も取り外しました。

 

あとは元通り組みなおして作業完了です。

 

しかし気になる点が。。。

エンジン始動して、アイドリング状態だと充電するのですが

エンジン回転数を上げると、電圧が低下していきます。。。

 

ヘッドライトやテールランプなどの電球が純正より大きいワット数でした。

このあたりの消費が大きいかもしれないので、純正のバルブへの交換が良いかもしれません。

一応この内容をオーナー様へ説明しておきました。

 

これでバッテリーあがりが直れば良いのですが。。。

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