お客様より、
「耕運機のエンジンかける紐が切れたから直して」とのお電話をいただきました。
早速お客様の畑の倉庫にあるミニ耕運機からリコイルスタータユニットを外してきました。

ロープが切れてしまっています。


リール部分を外していきます。

ここにロープの先端が隠れています。

ちょっと狭いですが、この結び目を引っ張り出してロープを抜きます。

これが新しいロープです。
元のロープと同じ太さの物を選びました。
元々付いていたロープと同じ長にカットして使用します。
こちらのミニ耕運機のロープの長さは、約1メートルでした。

せっかくなので、ゼンマイ部分も掃除しておきます。

掃除してグリスも塗っておきました。
バラす際にはゼンマイが外に飛び出さないように注意が必要です。

結び目を作って、ライターで少し溶かしておきます。
これでロープがほどけにくくなります。
元通りに組みなおしたら完成です。
組み込む際には、ゼンマイ部分に少しテンションをかけた状態で組み込みます。
伸ばしたスターターロープから手を離した際に、ユニットへ自然と戻るだけのテンションです。
このテンションが強すぎると、激しくロープが戻ります。
テンションが弱すぎると、ロープが戻りきらずにグリップ部分が遊んでしまいます。

耕運機へ取り付けます。


何度かロープを引いてみて、きちんとエンジンが回れば大丈夫です。

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