オーナー様からのご依頼でピストン交換です。
エンジン腰上からのオイル漏れもあったので、良い交換時期です。
CB125Jはオーナー様曰く、エンジンを下ろさないとピストン交換出来ないそうです。
確かにシリンダーヘッドとフレームの隙間が無いので、
エンジンを下ろした方が作業は早そうですね。。。
エンジンを下ろす準備として、
マフラーを外しておきます。
他にもタコメーターケーブル、クラッチケーブル、キャブレタープラグコード。
チェーンも忘れず外します。
エンジンを下ろす際にブレーキペダルに当たりそうなステップも外しておきます。
ジャッキでエンジンを支えながら、エンジンマウントのボルトを外し。。。
ジャッキを少しずつ下げてエンジンを車体から外します。
125ccと言っても、やはりエンジンは重いですね。。。
エンジンが下りたら、分解する為の準備です。
ジェネレーターローター部の切り欠きに「Tマーク」を合わせます。
これでピストンが上死点にある状態です。
ポイント部のセンターボルトを外して引き抜きます。
これでカムシャフト部が見えてきました。
ジェネレーターローター部がTの位置の時に、
カムシャフトギヤの固定ボルトが縦になっている状態ですね。
シリンダーヘッドを外します。
※本来はタイミングチェーンテンショナーを緩めて、先にカムシャフトを外します。
シリンダーヘッド内も特に目立つような傷もありません。
オイルで汚れていますが、綺麗でした。
ジェネレーターローターのTマークで、カムシャフトギヤの丸刻印が上を向いています。
組み込む時に間違えないように、この位置を記録しておきます。
チェーンテンショナーを緩めて、カムシャフトを外します。
タイミングチェーンはエンジン内に落下しないように、紐をつけておきます。
シリンダーを引き抜けばピストンが出て来ます。
この時もチェーンがエンジン内部に落下しないように注意します。
その2へ。。。
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