スズキ SW1 オイル漏れ修理

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SW1のオイル漏れ修理です。
部品が入荷したので、バイクをお預かりしました。

いつも同じ写真を使いまわしていますが。。。SW1です。

オイルの量を確認してみると、ちょうど真ん中くらいですね。
本当に少しづつの漏れなのですが、気になるので修理します。

オイル漏れしている箇所は。。。

見難いですが。。。
写真の右側に見えるのがオイルドレンボルトです。
その周りのボルトにオイルのしずくが見えます。

下から覗き込むと。。。こんな感じです。

恐らくこのオイルストレーナーのキャップ部分からオイルが滲んでいます。

まずはオイルを抜きます。

オイルは少し汚れていますが、まだ綺麗でした。
が、再利用はせずオイル交換も同時に行う予定です

ストレーナーキャップのボルトは3ヵ所で止まっています。

が・・・

2本は問題無く外れたのですが、1本がどう見てもフレームに当たります。
フレームに当たるので、ボルトを抜く事が出来ず、ストレーナーキャップも外せません。
エンジンを少し上げるとかの工夫が必要なのでしょうか。。。

とりあえずフレームに当たる所までボルトを緩め、
他の2本のボルトは外れているので、ストレーナーキャップをズラす形にしました。

キャップがズレると、中のストレーナーが見えます。
汚れていたので綺麗に洗浄しておきます。

それからキャップに付いているOリングを外します。

なかなか狭いですが、少しずつ外して行きます。
Oリングが外れたら、Oリングが付いていた溝も掃除しておきます。

外れたOリングと新品のOリングです。

どちらも変わりないように見えますが。。。
左側が新品のOリングです。
近くでよく見ると、古い方は少しだけ潰れたようになっていました。

沈殿物等が網に付いていたので、ストレーナー部分を綺麗に掃除しておきます。

Oリングを取り付けて、エンジンに戻します。

ストレーナーキャップを取り付ける際に、Oリングがズレないように注意します。

取り付けに問題無いようなので、エンジンオイルを入れます。

オイルは規定量の1.5Lを入れます。
が、前回少し足りなかったので、1.8L入れてみます。

エンジンオイルを入れたら、エンジンを始動して暖気します。

ある程度回したら、エンジンを止めてオイル量の確認。

少し多いような。。。でもピッタリのようにも見える。。。
と言う微妙なライン・・・。

しかし、エンジンを止めてしばらくしてもこれから量は増えなかったので良しとします。

最後に2時間程度置いてから、オイル漏れの確認をします。

オイル漏れは止まっています。
これでしばらく乗って様子を見て貰います。

それにしてもフレームに当たってストレーナーキャップが取れないのはビックリしました。。。

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